Windows Vista をそれ以前の Windows と共存させると、Vista のブートセレクタには以前の Windows は "Earlier Version of Windows" というあんまりな名前で出てきます。これを書き換えたい。
たとえば Windows XP や 2000 では、インストールしたパーティションのルートディレクトリにある boot.ini というファイルを直接編集することでブートセレクタに出てくる名前を変更することができました。
しかし Vista をインストールしたパーティションにはそんなファイルはなく、古いほうの Windows の boot.ini には、「bcdedit.exe を使ってね」というメッセージが書き加えられていました。
Vista の新しいブート情報管理の仕組みのことを BCD(ブート管理データ)というらしいです。Microsoft の中の人のブログにもでてました。
というわけで、bcdedit.exe を使ってちゃんとした名前が出るようにしたいと思います。
管理者権限でコマンドプロンプトを起動する
bcdedit はコマンドラインツールですのでコマンドプロンプトの中で使います。
Vista では、たとえ Administrators グループに所属するユーザであっても、通常は UAC によって管理権限が奪われています。この状態では bcdedit が使えないので、あらかじめコマンドプロンプトを管理者権限で起動しておきます。
やり方は XP の時と似ています。
スタートメニューの中の「コマンド プロンプト」のアイコン(デフォルトでは「アクセサリ」の中にあります)を右クリックして「管理者として実行(A)...」を選択。
Vista ではここで「ユーザ アカウント制御」というダイアログがでるので、[続行(C)] を押せば管理者権限のコマンドプロンプトが起動します。
とりあえず bcdedit
プロンプトでとりあえずオプションなしで bcdedit を走らせると、今の状態が出てきます。
うちの場合はこんな感じでした。
この、識別子 {ntldr} の description を書き換えれば良さそうです。
実際にやってみる
bcdedit /? などとやってみると、どうやら /set というオプションを使えば良いようです。
さらにいろいろやっていたら、以下のようにすれば書き換わることがわかりました。
ちゃんと設定できたか、もう一度確認してみます。
というわけで、ちゃんと書き換わりました。
より詳しく知るには
bcdedit は BCD に関するいろんなことができるかなり高機能なツールのようです。
詳しくは、ブート構成データ エディタについてよく寄せられる質問(Microsoft TechNet)あたりをご参照ください。
