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トランジスタ・グラマーならぬ、

コンデンサ・ダイナマイト。

ウチには友達に Web スペース等を貸しているサーバとして使っている PC があります。これは私が初めて自作した AT 互換機でもあり、かれこれ5年くらい使ってるパーツを主として構成されています。

先日、メンテナンス中にマザーボード(Gigabyte GA-7ZXR Rev 1.0)上の電解コンデンサのいくつかが異様に膨らんでいることに気づきました。てっぺんのアルミが露出している部分が東京ドームの屋根の様に曲面を描いており、そのうち1つは液漏れを起こしています。これが世に聞くコンデンサ爆発の前兆か。

電解コンデンサは、電解液をしみこませた紙とアルミ箔を重ね合わせて巻き寿司の様に巻いた構造をしています。体積の割にアルミ箔の表面積は大きくとれるので、小型で大容量のコンデンサを作るのに適しています。

さて、最近の CPU の駆動周波数はとうとうギガヘルツを超えてしまいました。その周囲の回路も、その何分の1とはいえかなりの高周波信号をあつかっていることになります。電子レンジの発するマイクロ波は 2.45 GHz であることを考えると、CPU 周辺回路で使われているコンデンサ内の電解液が高周波信号によって熱せられたとしても不思議ではありません。

実はまさにこの現象が起こっていると言われています。つまり、マザーボード上の電解コンデンサは電子レンジと同じ原理で加熱され、気化した水分による内圧の上昇がコンデンサの膨張、ひいては爆発をも巻き起こすのです。

最近ではこの問題は十分に認識され、新しいマザーボードでは高周波信号にも耐える高品位のコンデンサが使われているようですが、まだ CPU の周波数がギガを超えるかどうか、という時代のマザーボードにとっては想定外だったようです。

そんなこんなで、よく頑張った(特にここ2年間くらいは稼働しっぱなしだった) GA-7ZXR には引退してもらい、偶然近所の電機屋に売れ残っていた AOpen AK77-600N に換装しました。

ちなみにちょっと調べてみると、一般的に電解コンデンサは 85 ℃で 2,000 時間とかいう耐用時間なのだそうです。ただし、温度が低ければそのぶん寿命は延びるので、たとえば 55 ℃だと 16,000 時間とか、そういうことになるんだとか。この PC の内部温度はいつもだいたい 40 ℃前後なので、だいたい設計通りの寿命で特に粗悪品というわけでも無かったようです。

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